これはひとりアドベントカレンダー「日記ぽい」20日目の記事です。日記アプリってどんなのがあるかな?

Apple Journalの提案

日記をPCやスマートフォンで書くのに、テキストエディタと何らかの構造化ができれば十分と思っていた。Notionみたいな高機能でなくても、例えばAppleの標準メモでも十分だ。EmacsのOrgを日記に使ってる人も昔からいる。

iPhoneではしばらく前から、Journalというアプリが標準で入っている。写真・位置情報・ワークアウト・音楽など、iPhoneでトラッキングできる情報をもとに記録エントリの提案をしてくる。なるほど持ち歩くデバイスだと、こういうサポートの仕方があったか、と思った。最近全然使っていなかったが、単純に提案を受け入れるだけで、写真とワークアウトなどがまとまったエントリができるので、良いかもしれない。

これに限らず、日記をサポートするソフトウェア・サービスはどのようなものがあるだろう。

tDiaryには「長年日記」という機能がある。「同じ日付の過去の日記へのリンク」へのリンクが出て、串刺しで見ることができるものだ。元ネタは、紙の10年日記だろう。ソフトウェアとしては、hns(ハイパー日記システム)の「n年日記」機能が元ネタだそうだ。はてなブログにも「長年日記」が実装されたが、はてなダイアリーにはないらしい。DayOneというアプリにも、On This Dayという同等の機能があるようだ。

Grid Diaryというアプリでは、「あらかじめ質問を決めたパネル」をグリッドに並べて、それに記入していく形式とのことだ。これで「何を書こう」を日々悩まなくて済む。そして「日毎」の他に、週・月・年の単位でも書ける。私は一時、「月次振り返り」を紙でやってみていたことがあるので、これは便利そう、と思う。

少し変わったものとして、日記とは言えないが、Future MeというWebサイトがあった。未来の自分に向けて書く、というアプローチだ。要はタイムカプセル! iOSアプリにTimeCapsulesというのがあり、これも似ている。場所でのアンロックとか、他の人に送ることもできるようで、ボトルメールぽさがある。そういえばボトルメールのWebサービスはあった気がする。