30年近くぶりの
これはひとりアドベントカレンダー「日記ぽい」23日目の記事です。突然のFreeBSD。

今日はおもにFreeBSDをいじっていた。何年ぶりかよくわからない。このブログでFreeBSDを検索すると、1998年に買ったVAIO note 505XにFreeBSDを入れていた、という2006年の記事の他に言及がない。それ以降にFreeBSDを触った記憶はない。四半世紀ぶりなのかもしれない。
当時は、ノートPCで使うには別パッケージを入れるだけでなく、設定を変えてカーネルをリビルドする必要があった。今ははるかに楽になった(WiFiのハードウェアも最初から認識している)。が、いまどきのLinuxの便利さに慣れ切っているとなかなか面倒くさい。まずGUI環境を入れるためにまずそのハードウェア向けのGPUドライバを入れる必要がある。これもドキュメントを読めば実に簡単なんだけれども。
とりあえずGUI環境の起動まではそこまで大変ではなかったのだが、そのあとが色々面倒だった。
- スリープした後に復帰しない。これはWayland + FreeBSDだとよく起きることらしい。X11にしたら発生しなくなった。
- KDE Plasmaでは、Waylandだとトラックパッドのスクロールを「ナチュラル」(macOSと同じ)にできるが、X11だとその設定が効かない
- Cinnamonではデフォルトでスクロールは「ナチュラル」(だが設定は見当たらない)
- Cinnamon上のターミナルエミュレータでは、Ctrl-Aなどでのカーソル移動が効かない(Ctrl-Aの文字が入力されてしまう)。これはkonsoleでも同じで、Cinnamon自体の問題ぽい。
- そのほかEmacsのパッケージでもFreeBSDを考慮していないものがある。
昔はもっと大変だった上に情報を調べるのもむつかしかったはずだ。よくやっていたなあ、と懐かしく思いつつも、今回は挫折しそうだ。VAIOでFreeBSDの設定をしていた頃の記録はどこにも付けてなくて、今見たら面白かっただろうなと思う。日記に限らず記録をつけるのはそういう良さがあるのだ。
今のFreeBSD設定については、このアドベントカレンダーとは関係なく別途記録を残すつもりだ。