SSTRと雨装備
今年のSSTRは雨が降るかもしれない予報だったので、きっちり雨装備を準備して臨んだ。昨年バイクにまた乗り始めてからたぶん初めてだ。
身につけるもの編
猛暑の時以外は基本的に履いているクシタニのエクスプローラージーンズだけでもかなり防水性能は高いが、レインウェア(モンベルのストームバイカー)も用意する。ブーツカバーもモンベルのものを持っていく。
5月下旬にしては気温が低いことが予想されたので、薄手のフリースも持って行く。ライディングジャケットは当初はメッシュのつもりだったが、軽めの革ジャケット(クロスオーバーライトジャケット)にする。念のため、薄手のメリノウールタイツも履く。これもモンベルだ。
グローブはクシタニのエグザリートレザーで防水フィルムも入ったものにする。帰りの日の予報が、東京が雨で17度とのことで、冬用のFIVE製GORE-TEXグローブも用意する。ブーツはガエルネのフーガ。
ヘルメットは、最近買ったEX-ZEROは天候的にも論外なのでNEOTEC3にする。シールドの曇りはピンロックシートがあるので問題ない。眼鏡は調光の遠近。これは曇り止めをしっかり塗った。曇り止めは、MICLAS ANTI-FOG LENSCLEANER 。塗り直すために荷物にもいれる。
レッグバッグは、クシタニの2way leg bagのエグザリートレザー版を使う。完全防水ではないけど、エグザリートレザーで止水ファスナーだからある程度は耐えるはず。ここに、ジップロックに入れたモバイルバッテリーや財布を入れる。砂浜用のスタンドプレートもジップロックに入れてここに。
荷物編
方針
今回ははじめて、V7にサイドケースとトップケースをすべてつけた運用をする。基本として、防水バッグにいれた荷物をできるだけ左右均等に入れて、トップケースには途中で使いそうな荷物だけをいれる。GIVIのアルミケースなのでそれなりに防水なはずだが、念のためトップケースの荷物も原則として防水バッグにいれる。
防水バッグ
防水バッグは基本ロールアップのものを使う。モンベルの5Lと10L、sea to summitの20Lに分ける。さらに行きは、FREITAGの小さめメッセンジャーバッグも使った。防水度は低めだが、基本的に途中ではあけないサイドケースにいれる。
実際
いろいろ悩んだが、結果的には20LとFREITAGをサイドケースに、5Lによく使いそうな小物、10Lにはカッパとフリースと冬グローブをいれる。帰りは会場で買ったSSTRオフィシャルの防水ドラムバッグも使った。ターポリンでおそらく30L程度だ。
行って帰ってきて
行きは結局降られず、防水は関係なかった。フリースは役立った。砂浜用のスタンドプレートをジップロックに入れておいたのはよかった。どうしても濡れた砂がつく。
帰り道はずっと高速だったのもあり、特に軽井沢のあたりが寒かった。冬用グローブとグリップヒーターがあっても寒いくらいで、冬グローブは持っていって正解だった。
雨に関しては結局、ふられたのは帰宅直前の1時間ちょっとだけで、かなりはやめにレインウェアとブーツカバーを装着していたので問題はなかった。バイクの場合、降ってきたからすぐカッパを着るのができない場合が多く、この辺りは難しい。カッパは首元のしめかたが少しゆるかったかもしれない。もっと長時間だと後ろから雨が少しはいりそうな感じだった。ヘルメットシールドの撥水の対応はしたほうが良さそう。眼鏡の曇り止めは強力で、これも助かった。
雨の中ボックスをあける場面はなく、またボックス内への浸水もなく、荷物については今回はおそらく防水していなくても特に問題はなかっただろうと思えたが、それは結果論だ。
当日の記録はここに書いた。