Blenderの門をたたく:基本操作をやってみる
脈絡もなく、Blenderをはじめてみようと思う。
私は絵も描けないし、モノも作らない。3Dのモデリングをしたこともない。はるか昔8bit PCで、一晩かけて鏡面の球体をレイトレーシングでレンダリングしたことはあるような気がする。その程度だけれども、少しだけでもBlenderを使えるようになりたい。
資料
何をみながら学べばいいかすらわからなくて、いろいろ調べた。CG制作演習資料(和歌山大学・床井准教授)がよさそうだ。しかし既視感がある。すっかり忘れていたが、今年の2月ごろ存在を知って手元に保存していた。まずはこれにそってBlenderを触っていこうと思う。
物理的な道具が必要だった
まずは基本操作をいろいろとやってみる。もしかしてトラックパッドではBlender使いづらいのではないか、そもそも3ボタンマウス前提ではないか。回転操作の一部は、トラックパッド2本指ドラッグでもいけるようだ。最近たまたまWindows機用に買ったトラックボールを、Blender用にも流用できるかもしれない。
私が普段使っているHHKBのようなテンキーなし小型キーボードではかなりつらそうなことにも驚いた。視点を動かすショートカットが完全にテンキー前提なのだ。外付けのテンキーか、テンキー付きのフルキーボードが最低限必要だろう。SatechiのBluetoothテンキーを購入した。
寄り道でもりあがり、即座に落ち込む
せっかく3DなのにVRは使えないのだろうかと調べて、Oculus Quest 2をBlenderと連携させて編集中のモデルをみられるようになったと知り喜んだ。のも束の間、OpenXRが使えないmacOSでは連携できないそうで残念。Appleが最近Blender Development Fundに参加したとのことで、こういういろいろも良くなっていくとよいなと期待している。しかし私の場合は、そういうのを期待する段階ではなく、まずは最低限使えるようになるところからだろうと我に返る。
基本操作はひととおりやってみたが
第一回の概要と基本操作までひととおり通してやってみたが、まだまだおぼえられた気がしない。ただBlenderは最下部にできる操作が出ていたりとわりと親切な作りなので、ちょこちょこ調べつつ、よちよち進むことはできそうだ。