レコメンデーションへの疑問
レコメンデーションとかいうものがあります。日本語でいうと「おすすめ」でしょうか。じゃあ日本語でいえばいいじゃん、オレ。
実例をあげると、アマゾンで「この商品を買った人は、こういうものも買っています」ってやつがありますな。
以前あのおすすめに従いCDをいろいろ買ってみたことがありますが、新しい発見だ! と喜べるような出会いはありませんでした。
本に関するおすすめでは買ったことがありません。知っている本か、興味がもてない本か、どちらかしかないような印象です。
印象だけだとアレなので、現時点でアマゾンの本のおすすめ上位100を眺めてみました。
- 持ってる: 17点
- 知っている・興味アリ: 14点
- 知らない・興味アリ:2点
- 知ってる・興味ナシ: 31点
- 知らない・興味ナシ: 36点
(2007.5.14 17:20 単純な数え間違いとtypoを修正しました)
続々ファイルメーカー本が出てきたり、プロジェクト管理っぽい本の類書がずらずら出てきたりして閉口です。どっちも一冊買っただけなのに。私はそれ以外の本のほうを大量に買っているのに。あとは買ったものと同じ作家の本というのがけっこう多いですね。そういうのは教えてもらうまでもないのだよアマゾンくん。
これでも、月に一度くらいは、「興味がない」「持っています」ってチェックを入れてメンテナンスしてるんですよ。でももうメンテはやめようかな。意味なさげだ。
で何がいいたいかというと、本とか音楽についてはこういう自動のレコメンデーションは意味ないんじゃないか、ということです。いや、売る側にとっては、そこから売り上げがあれば意味あるのかもしれません。しかし買う側にとってのメリットがないんじゃないかと。
時間切れなので今日はこのへんで。
ちなみに「知らない・興味がある」の二冊は次のものです。
ライト・ポータブル・コード―複数プラットフォームに移植可能なソフトウェアの開発技法
グラックの卵