有元葉子のbeans cooking豆粉にしてダイエットに使うのもいいけど(いやよくないけど)、普通に食べれば美味しいうえにきっと健康にもいい! といいたい。そういう不純な動機で、豚肉と白いんげん豆を煮込みました。豆料理満載の本、『有元葉子のbeands cooking』に出ていた骨付き鶏肉といんげん豆の煮込みのレシピを参考に作りましたよ。
乾燥いんげん豆はうちに在庫があった白花豆です。たぶん賞味期限切れているけどみてません。乾燥豆ってそうとう長持ちなんですよ。アメ横とかで買えばとっても安いし、保存も効くし、なにより美味しいし、いい食材です。
豚肉は三枚肉を下ゆでしておきます。つい癖で紹興酒と生姜の切れ端をいれてしまいましたが、中華つくるわけじゃないんだよな。
弱火で3時間ほど(= 昨夜準備してから、寝るまでの間)下ゆでした豚肉は鍋の中で一晩放置しておきます。これは土井善晴氏の角煮レシピでおぼえたやり方です。こうすると、旨みが肉に戻るんだそうな。
翌朝ちょっとはやおき、豚肉を取り出します。煮汁の表面をびっしり覆う脂の固まりは、良質なラードだそうなので冷蔵庫に保管し、煮汁はどけておきます。それからひからびかけたたまねぎをざくざく切って鍋にいれて軽くいため、大きめに切り分けた豚肉とつぶしたにんにく、ローレル、ローズマリー、タイム、そして軽く茹でたいんげん豆を入れて煮汁を戻し、具がかぶるまで水を足して、くつくつと煮ます。出勤前に蓋をして火をとめて、今日は涼しそうなので冷蔵庫にいれずに放置。この時点でひたひた、くらいまで水の量は減っていました。
帰ってきてから塩をして、白ワインを半カップほど入れて、それからまた火にかけます。洗い物片付けたりしつつ本読んだりしつつ。途中で豆を味見してみたら、おお、ほろほろと崩れるくらい煮えています。この辺、たぶん帰ってきてから40分くらいの時点で蓋をして火を止めて、逸るこころをおさえつつ、サラダ的なものを準備しました。
ちょっと白濁してとろりとしたスープと、大量の豆と肉。わくわく。
白いんげん豆と豚肉
うんめぇぇー。自分の作った料理を褒めるのは厚顔無恥か。でもこの味大好きなんですよ。
下ゆでした甲斐があって、脂っこさは全くありません。たまねぎはほぼ溶けてしまってスープの旨みになっています。豆にはスープの旨みがしみこんでます。これ明日になったらもっと美味しいだろうな。