CG制作演習資料を読みながらのよちよちBlender4日目、雪だるまをさわるのは今日でおしまい。

まずは背景に全天球画像を使うところから。実際の演習時には全天球画像が提供されるのだろうが、当然この資料に含まれているはずもなく、まずここで手が止まる。数年前にTHETAで撮影した、善福寺川の画像を発掘して使った。解像度は低めだし、手持ちなので中心位置がだいぶ高い。こういうのをBlenderの素材にするときは、撮影位置も考えたほうがよさそうだ。

そのあとは、Material Propertiesをいじっていろいろ質感を変える操作が続く。メタリックにしてみたり、透明度をあげてガラスのようにしてみたり。つるつるにしてみたり、マットな質感にしてみたり。鏡面や透明にすると、ちゃんと背景画像が適切に反射されたり屈折・透過されたりして楽しい。eeveeというレンダリングエンジンは高速で、ぐりぐりまわしても追従してくる。よりきっちりレンダリングするCyclesは、リアルタイムのプレビューで使うとノイズが載るし、Render Imageするとこの程度のモデルでも30秒前後かかる。

いまのBlenderではM1なMacでGPUレンダリングが使えないが、Blender 3.1ではMetalがサポートされるとのことで、そうなるとずいぶん速くなるのではないかと期待している。来年3月リリース予定