『人工知能と経済の未来』 を読んだ。

シンプルな本で、私の理解では要点は以下の通り。

  • 2030年ごろに汎用の人工知能が実現される可能性が高い。
  • 汎用人工知能があると、完全機械化経済が実現できる。
  • 人がボトルネックになる従来の機械化経済と異なり、完全機械化経済では機械の改善がそのまま潜在成長率に反映できる
  • 完全機械化経済では人間の仕事はほぼなくなる可能性が高い。
  • 際限なく経済成長する可能性 + 人間の仕事がなくなる完全機械化経済下ではベーシックインカムが最適な解

人工知能そのものの可能性については「汎用」が実現するだろうとするだけで、あまり突っ込んでいない。