kobo Touch + EPUB3の驚くべき動作
昨日リリースされた kobo Touch。そしてそれにあわせて、実機確認もせずにリリースしたコボルタル。
いろいろ問題が報告されました(ありがとうございます)
- 文字化け → フォント設定で回避
- カッコの表示ずれ
- h1直後の大きな行空き
- 縦書きなのに左開きの動作
- イメージずれ
これは先が長いぞ−、とおもったらなんと。
ファイル名をkoborutaru_1.epubからkoborutaru_1.kepub.epubに変更するだけで、上記の問題は全部解決してしまうのです。
詳細はよく分かりませんが、ファイル名でEPUBのレンダリングエンジンを切り替えているのではないかと推測しています。なんじゃそりゃー!
これまでと互換性を保ちつつ、EPUB3対応するための苦肉のquick and dirty hackなのだろうけれど、ファイル名使うというのはなんというかアレだなあ...。せめて、META-INFの下にkobo用のファイルを置く、くらいにしてほしかったなあ ← EPUBバージョンパースするところまで頑張って、3.0なら新しいレンダリングエンジン、くらいはやっぱりやってほしかった
(2012/7/20 7:40追記)
kepubじゃないEPUBをkoboにつっこんで読むと、Digital Editions ってディレクトリがkoboのストレージ内にできる。アノテーションとか入るもよう。ってことはkepubじゃないEPUBはAdobeのエンジンでレンダリングしているのじゃないかなあ