必要十分を目指すrubyで書いたepubライブラリ・gepubのversion 0.1.1をリリースしました。はじめてminor versionが1になったよ。gem install gepub で降ってくるはず。
ソースはこちら。http://github.com/skoji/gepub
主な変更点。

  1. インタフェースをいちから書き直して、itemを生成してbookに追加するというモデルにしました。だいぶシンプルになってる、といいなあ。
  2. 圧縮前epubのディレクトリを作成せずに、直接epubを生成するようにしました
  3. ソースとなるデータをファイルではなくIOオブジェクトで渡すようにしました

IOオブジェクトで渡すようになったのは地味な変更だけど、地味に使いやすいんじゃないかと思っております。
これまでのGEPUB::GeneratorではなくGEPUB::Bookをつかってください。
GEPUB::Generatorは0.2.0のタイミングで削除する予定です。使い方はgithubに置いてあるexample.rbをご参照ください。例は少しずつ充実させます。
この後は、

  • メタデータをもうちょっとちゃんと書き込めるようにする
  • インタフェースがまだおかしい気がするのでみなおす
  • XMLライブラリをNokogiriにする

などなどを考えていますが、予定は気まぐれに変わります。こうなるといいなー、なんていうのがあればお知らせください。ないだろうけど。
電子書籍部でつかっているテキストto EPUBのコードも遠からず公開する予定です。