今日はちょっと調子悪くて休んでいます。そして届いたKindleをいじっています。
Kindleきた

薄くて大きい

そしてはじっこを片手でホールドするには、意外に重い。
表面は白いプラスチック、裏側アルミ。当初書籍のiPodを目指して開発した、って話を聞いたことありますが、なるほどなかなかよい質感。

本読み機としては大変よい

数ヶ月前にiPhoneで読んだ電子書籍は、Kindleで読めるバージョンもあります。さっそく入れてみました。
なんだこの読みやすさの違いは! 目に刺激ありません。どんな角度でもしっかり見えます。さすが電子ペーパ。ページめくりはでかくてクリック感のあるボタン、けっこうつかいやすい。

使い勝手のデザインはよい

パッケージあけたときの初期画面。電源につなぐ指示が電子ペーパ上に表示された状態です。電気を食わないデバイスだからこそできる技ですが、パッケージあけたときの印象はアップル製品のようです。
Kindleストアで本買うと、いつのまにやら無線で書籍が配信されます。使い勝手大変よいです。
ユーザ名 @ kindle.comにPDFなどをメールすると、それがKindle形式に変換されて無線でkindleに配信されます。が、この機能使うと、送信ファイル1MBあたり99セントかかります。知らずに使ったら「9MBのファイルがきた。99セント/MBかかるけどほんとに変換する?」って通知が、電子書籍と同じように配信されてきた。なるほど。これ面白い。
基本的には、おせっかいがなく、予想通りの場所に予想通りのものがあるよいインタフェースです。Mac側になんかソフトウェア入れなくていいのもよろしい。辞書がその場で引けるのも電子書籍らしくてよいです。

しかし電子ペーパ遅すぎる

電子ペーパは書き換え速度が遅いです。ということで、辞書を引くために単語にカーソルを合わせる、など、動きがある操作がかなりもたつき、そしてカーソルの残像が残りまくり、けっこうストレスです(ページめくりは、意外にストレスになりません)。
Kindleはメモ機能もあります。キー入力した文字の表示はかなりもたつきます。日本語入力はできませんが、仮にできたとしても、この画面で漢字変換とかしたくないなあ。

いまのところのまとめ

Pragmatic Bookshelf本は全部ほうりこんで持ち歩こうかと思います。なんか小説もほうりこんどきたいなあ。Asimovの"Robot Visions"という短編が3ドルだったので買ってみましたが、あっというまに読んじゃいました。本を読む道具としてはけっこう気に入りました。
しかし電子ペーパの応答速度が遅すぎて、(ページめくり以外の)インタラクティブな操作の使い勝手はかなりスポイルされています。たとえばKindle Storeから、Kindle単体で書籍が買えるのは危険だなあ、と思っていたのですが、応答速度遅すぎで、いろいろ本を探すのはつらいです。本を買いすぎる危険は少なそうなのはよいのですが。
電子書籍は、軽くなることだけが利点じゃなくて、デジタルデータとして扱えることも大きな利点のはずです。その面ではユーザとのインタラクションが使いづらい、というのは致命的かも。
電池が持つ(Wirelessをオフにすれば2週間)、表示が見やすい、というのはかなりの利点ではあるものの、仮にAppleから、噂されているような電子書籍的端末(表示は液晶)が出てきたとしたら、このままのハードウェアでは勝ち目ないかもなあKindle。AppleにはiTunes Storeという強力な販売手段もあるし。

さっき値下げされた

279ドルだったんですが、259ドルに値下げになったそうで、20ドル返金するよ、ってメールが来ました。