Factorに入門する(14) 好きな場所に自分のvocaburaryをつくる
Factorの門 その14。今回は軽めのネタ。
前々回・前回でvocaburaryをつくりテストをかきコードをかきドキュメントを書き、ってやりましたが、この場所は基本的に固定されてました。Macで/Applicationsの下にfactorをいれたのであれば、ここ。
/Applications/factor/work/
scaffoldで作るvocaburaryはこの下に作成されます。もちろん、好きなところに作ってもいいんですが、そうするといろいろ不便です。vocaburaryのロードパスに含まれないので、USE:で簡単にロードできなかったり、helpも探してくれなかったり、emacsやGUIのいろいろなサポートを受け付けられなかったり。
というわけで、デフォルト以外の場所にvocaburary root(こういう用語なんです)を追加する方法です。
ドキュメントに"Workng with code outside of the Factor source tree"という項があって、そこに書いてあります。
方法は3つ:
- FACTOR_ROOTS環境変数に追加パスを設定する。
- ~/.factor-rootsに追加パスを設定する。
- add-vocab-rootで設定する。
2番目の方法では、たとえばこんなふうに書きます。
/Users/skoji/Projects/factor/ /mnt/share/factor-codes/
こうしておくと、vocaburary作成時に、resource:workなど以外にここに記述したパスがrootとして使えるようになります。