おっさんの自覚
30代のおわりが近づいて、自分でもびっくりしているわけですが、前々からきになってることのひとつに
おっさんの自覚
ってのがあります。はやいひとだと、30くらいから「いや自分はおっさんですから」なんていってたりします。35くらいになると、自然に「わたしのようなおっさんが云々」といっているひとも珍しくありません。
でもわたしは、この歳になっても、自分が「おっさんである」という自覚が、まったくもってありません。自分の中をほりおこしてみても、どうしてもじぶんが「おっさんである」とは思えないのです。「おっさんである」といえるほどの大人じゃないようにおもうのです。「おっさんである」というにはおこがましい(なにが?)ように感じるのです。「おっさんである」って書きすぎて、なんだか間違った言葉のような気がしてきた。
子供がいるひとはおっさんの自覚を持ちやすいんだろうか、って仮説をたててみましたが、しかし身の回りの実例を思い起こすに、あんまり関係なさそうです。
そういうわけで、自分をおっさんだと自覚しているひとは、どのあたりをおっさんだとおもっているんだろうと疑問におもうわけです。
おっさんって要はなんなんだ、って話です。年齢だけじゃないですよね。たぶん。
そういえば、「おっさん」にくらべると「おばさん」のほうが、明確な概念な気がするなあ。