本棚『本棚』(ヒヨコ舎)を読みました。
いろんなひとの本棚写真と、インタビュー集です。本のつくりがかわいいな。と思ったらヒヨコ舎は『麦撃機の飛ぶ空』もつくったところなんですね。さすがだ。
本が増えてしょうがないひともいれば、本はよく手放します、といったことをいってるひともいます。ショールームのような本棚もあれば、ごちゃっとなんでもつまっている本棚もあります。多くの本にカバーかけっぱなしの本棚もあります。「資料としての本は、いまの時代はそれほどいらない」という趣旨の発言をしているひとが複数いたのが興味深かったです。そういうひとが本を持っていないかというと、ものすごい蔵書量だったりするわけですが(大森望さんとか)。
ひとの本棚眺めるのは楽しいです。そして本棚が置いてある部屋も興味を持って眺めたのですが、そっちがメインじゃないのですよね、この本。書斎本もほしいですね。
月刊PLAYBOYで書斎特集があったはず、と確認してみると2008年4月号でした。読みたいけれどももう本屋にはありません。本屋さんできいてみると集英社の雑誌バックナンバーは取り寄せできない、とのこと。集英社に直接問い合わせれば送ってくれるようなので、頼んでみようかな。
さて本棚や書斎と同じように楽しめるのは、台所です。
クウネルの本 ずらり 料理上手の台所 (クウネルの本)『ずらり 料理上手の台所』、だいぶ前に読みましたが面白かったですよ。
広くて、洗濯機や乾燥機も置いてある台所。狭くて垂直方向をむらなく使っている台所。みるからに機能的な、片付いているのに使いやすそうな台所。ごちゃごちゃしていてでも使いやすそうな台所。わたしはよく使うものがすぐとれるところにある、でも整然としている台所にあこがれます。この本で「毎晩ふきんを煮沸消毒して、朝洗濯機に入れている」というひとがいましたが、不完全ながら真似しています。
台所も書斎も本棚も好きだなー、もしかすると書斎のすぐ近くに台所があるような家がわたしの理想なのかも。それとも台所兼書斎か。それはただのワンルームか。