バベル-17とユメキとそのほかの言語的SF
YAPCでこういう発表があったそうでスライドだけみました。発表者はあの高橋さん。
The First Postmodern Computer Language vs The First Babel-17 Computer Language
スライドみるだけでもむちゃくちゃ面白いので、ぜひどうぞ。
でバベル-17はディレイニーの言語SFです。その昔、うひゃー、と興奮しながら読んだ覚えがあります。
言語が重要な役割を果たすSFには他に『夢の樹が接げたなら』(森岡浩之)があります。 森岡浩之はすっかり『星界の紋章』のひとですが(え、古い?)、こういうハードSF短編も上手なんですよ。
飛浩隆の『象られた力』もちょっと言語SFチックです。この小説はすごいので未読のSFファンはすぐに読んでください。すばらしいSF的体験ができます。何の説明にもなっていなくてすみません。
ええと、あとは牧野修『MOUSE』も言葉が重要な役割を果たしますが、言語がテーマのSFかというとちょっと違うかな。
言語的なものが重要な役割を果たすSFが他にあったらどなたか教えてください。