古典回帰
学生時代は経験がないうえにバカだったので、いろんな本を読んだけど投げ出したり理解していなかったりしました。
『オブジェクト指向入門』(Bertrand Meyer, 酒匂寛・酒匂順子訳)もそんな本のひとつです。
当時の私は、オブジェクト指向ってのはちょっと便利な構造化プログラミングくらいにしか思ってませんでした。意味よりもメカニズムに興味がいってたし。
オブジェクト指向がちょっとわかったかも、とおもったのはずっと後になって『Refactoring』(Martin Fowler)を読んだときでした。
でもその後、設計・実装経験をそれなりに積んできても、未だにオブジェクト指向を「完全に」理解できている気がしません。いろいろ本を読んでみたけどおお理解できた! という境地に達しません。もやもや。
最近誰かの日記でメイヤー先生のこの本への言及をみつけました。「こういう古典に戻ればよかったんだ!」といまさら気づき、読み始めました。前置き長いな俺。
わたしはいまだにバカですが、経験を積んだ分学生時代よりは理解できるんじゃないかなと希望的観測。いまさら読むのかよ、おせーよ俺、と思いますが、でも読まないよりはましですよね。
というわけでこの記事は個人的事情をだらだらと書いた前置きだけで終わります。まて次号。