少し前からAmazon.co.jpで「なか見! 検索」というサービスがはじまっています。売っている本の中身が検索できるサービスです。
今日ちょっと探し物があってつかってみました。おお。軽く衝撃的な便利さです(ちょっと日本語おかしい)。
キーワードを入れると検索結果として本のリストが出てきます。そしてその本の、キーワードが出てきたページを読むことができるのです。つまり「検索で立ち読みできる」のですよ。本屋では立ち読みはできても検索なんてもちろんできません。特定のテーマの本を探している時には強烈に便利です。
なんてことは発表をみたときからあたまではわかっていたのですが、実際に使ってみるとそのすごさが身に染みます。アメリカでは2003年から同様のサービス"Search Inside!"をやってるので今更な感想なのですが...。
残念ながら対応している書籍がまだ少ないようで、たとえば「ホシノ天然酵母」ですら1件しかひっかからない状況です。わたしの専門分野であるソフトウェア系の本はそこそこ検索できるようですが、それでも網羅的とはいいがたいです。はじまったばかりなので、出版社や著者側の参加がまだ少ないのでしょう。これからどんどん増えるといいのですが。書籍のデータ化はAmazonが行うとのことなので、出版社側の負担は少なそうです。期待。
「なか見! 検索」可能な書籍が増えると利用者が増え、そうすると「なか見! 検索」できない書籍は相対的に販売機会が減るわけですから、参加していない出版社もどんどん参加していく、というループに入れば嬉しいですね。
米Amazon.comの"Search Inside!"、現時点で対応している書籍の割合はどの程度なのでしょうか。軽く調べてみたのですがちょっとわかりませんでした。