Webで読む文章はずっとゴシックで、と思っていたけれども、これはかつてディスプレイの解像度が低かったからではないのか、と思いついた。今なら明朝体でも良いのではないか。調べてみると、明朝体を使っているWebサイトは今でもあまり多くないようだ。noteはかつては明朝体だったが、今はゴシックだ(ユーザ設定で変えることはできる)。新聞社だと、朝日が明朝な他は、毎日・読売・日経はゴシックだ。Mediumは英語記事ではSerifなフォントなのに、日本語記事がゴシック…!と思ったらブラウザによっては明朝体だった。

同一サイトの別記事でフォントを変えている、というのは、そういえばあまり見た記憶がない。(noteでは前述のようにユーザごとに変えられる)

せっかくほぼ完全に自分の自由になるブログなので、記事によって明朝体にする設定をしてみようと思う。これをやるとますます、「ブログのコンテンツは構造でスタイルは外側にある」ではなくなってしまうのだけれども。構造とスタイルの分離、そもそも何がスタイルなのか、ってのあまり明確ではないのかもしれない。

そういうわけで、この記事は(少なくとも投稿した2019年12月19日時点では)明朝体とserifなフォントの設定にしている。投稿時点では、ヘッダやフッタも含めてページ全体のフォントが変わっているはずだ。

これと同じように、縦書き記事もやってみたい。その場合はヘッダとフッタはどうするのかが悩ましいし、内容についても、例えば2019年みたいな表記は元データの時点で書き換えておくのかなど、さらに考えなくてはならないことがある。