Advent Calender

まだ中盤なのにいよいよネタがないひとりアドベントカレンダー。今日は、そもそもアドベントカレンダーとはなんぞ、というのをぼんやり書きます。

まずadventを辞書でひいてみます。研究社新英和第七版によると。

1 [the ~] 〔重要な人物・事件などの〕出現, 到来

the advent of a new age 新時代の到来.

2 [A〜]

a キリスト降臨(こうりん); 降臨節; 〔カト〕 待降節⦅クリスマス前の約 4 週間⦆. b キリストの再臨.

〖F<L<AD―+venire, vent― 来る (cf. venue)〗

Advent Calenderはクリスマスと関連があり、つまり降臨を待つカレンダーってことですね。12月に入ってから、24日か25日まで毎日何かを開けるタイプのものが多いようです。開けて出てくるものを楽しみながら、クリスマスを待つ感じが多いのだろうと思っています。

最近は、アドベントカレンダーというと12月に入ってからクリスマスまでひとつずつブログ記事を書くような場合にも使われています。このブログの今の記事も一応その一種ですが、一般的にはなんらかのテーマに沿っているのが普通だと思います。Wikipedia日本語版(「企画としてのアドベントカレンダー」)には、こうあります。

インターネット上などで、12月の1日から25日までに、特定のテーマに沿って毎日ブログなどに記事を投稿していくという企画がある[1][2]。元々のアドベントカレンダーになぞらえて、この企画もアドベントカレンダーと呼ばれている。特にプログラミングに関連するアドベントカレンダーの企画が多数行われている。

最近では、少なくとも日本のプログラミング界隈ではこっちのアドベントカレンダーはとても一般的なように思います。ただ、英語版WikipediaのAdvent Calendarの項目には、2019年12月13日時点ではそのような記載はなく、英語圏ではこっちの意味はあまりポピュラーではないのでしょうか。だいぶ前からぼんやり気になりつつ、いまだに良くわかっていません。ご存知の方いらしたら、TwitterでもMastodonでも他の手段でも良いので教えて欲しいです。