アップルから、噂のでかいiPhone, "iPad"が発表されました。
ipad
特徴を書き並べると:

  • XGAマルチタッチ9.7インチ画面
  • 670g
  • 10時間バッテリ
  • アップル製CPU @ 1GHz
  • iPhone OS
  • iPhoneアプリもそのまま使える
  • 電子書籍ストア"iBooks"で本が買える
  • iWorks for iPad発売
  • 日本での発売は6月?
  • 価格は$599から

この大画面でiPhoneのUIってのは、体験の質が変わりそうです。動画みてみてください、しびれます。
そして、電子書籍。どうするKindle! 負けちゃうのかKindle。iPadと比べたときKindleの大きなアドバンテージは次のふたつでしょうか。

  • 読みやすい電子ペーパ
  • 回線契約不要

でもiPadのような派手さはないし、本を読む以外のことはほとんど何もできません。それなのに、Kindle DXは重さも価格もiPadと同じ水準です。このまま負けちゃったりすると困るので頑張ってほしいのですが。
アマゾンにとっては端末は重要じゃない/そもそもKindleというのは端末じゃない、って意見があります。それはその通りなんですが、しかしユーザが触れるのは(Kindle for PCなども含む)端末であって、エンドユーザは結局端末を選ぶのです。
Kindle for iPadが出ればKindleは生き残りますが、しかしAppleは、iBooks StoreというKindleと真っ向から競合するサービスを、iPadとセットで発表しています。つまり、Kindle for iPadというものをAppleが認める可能性は決して高くないでしょう。
Kindleというサービスが負けてしまうと、電子書籍端末として優秀なKindleというハードウェアの先も見えてしまいます。