Factor言語はものすごいペースで新しいバイナリが出ます。差分のリリースノートとかないので、何がかわったのかよく分かりません。そして突然emacsのfactor mode動作が不審なことになったりします。

ソース管理システムで差分みればいいのかなー、と思って、Factorで使われているgitを自分の環境にいれてみることにしました。

どこから持ってくる?

自分でビルドしてもよいのですが、OS X用のパッケージがあるのでそれをありがたく使わせていただきます。gitは/usr/local/git以下にインストールされます。

Factorのgit repositoryをコピーする

レポジトリ用の場所を作って、次のコマンドでいけます。簡単。

git clone git://factorcode.org/git/factor.git

見るだけ?

Factorのgitレポジトリは当面見るだけ、ですが、他に今svnで管理している個人的なものもgitに移行しようかな。

基本的な使い方

subversionのように、どこかにレポジトリがあって、その一部がワークとしてコピーされている、というイメージではなさそう(たぶん)。レポジトリそのものの下にあるファイルが編集対象で、レポジトリのルートにある".git"ディレクトリ以下にデータベースがあります(たぶん)。

ということで、使い方はこんなかんじでしょうか。

まずレポジトリを用意する

既に存在するgitレポジトリならcloneする。そうでなければ、

cd <レポジトリにする場所>
git init
git add .
git commit

これで最初のバージョンがコミットされます。

日常的な操作

ファイルを編集します。編集したファイルをgit addで指定し、git commit。git commit -aで、変更されたファイルを検出してコミット。この場合、新規作成されたファイルは対象にならない。

疑問点

「リポジトリ」と「ワーク」の関係。特に、「リポジトリ」の場所。上に「たぶん」と書いたことが、間違っているようにも思うが今は理解できていない。