電子書籍の時代がやってきた(個人的に)
わたしのところにもついに、3日ほど前に、電子書籍の時代がやってきました。
アメリカではAmazon.comが電子書籍および電子書籍リーダのKindleを売り始めてしばらくたちます。つい2,3日前に新聞や教科書用の大型・高精細版なKindleも発売されています。iPhone用Kindleアプリもアメリカでは入手できます。
電子書籍の時代はくるところにはとっくにきてるのかもしれませんが、私個人にとってはまだまだでした。iPhoneの青空文庫リーダがいくつかあるので試してみたことはありますが、いま読みたいと思う本が青空文庫にはなくて、ちょっと試す程度で終わっていました。
月曜日からとある調べ物で、ソフトウェア屋にとっては定番のオンライン本屋兼出版社である The Pragmatic Bookshelfを久しぶりにのぞいてみました。
そうしたら、PDF版の他にKindle版やらiPhone(でも読めるepub)版の電子書籍もあるではないですか(この出版社では紙書籍だけでなくPDF版の書籍も前々から売っているのです)。しかも、以前購入した本についてもepub版やKindle版が用意されていて、新たに購入しなくても今からでもiPhoneで読むことができます。
iPhoneでの読み方は:
1. "Stanza"という無料の電子書籍リーダをいれる
2. iPhoneのSafariからPragmatic Bookshelfにアクセスして、該当の本をダウンロードする
以上。
さっそく使ってみましたが、こりゃいいです。iPhone OSはもともと文字が読みやすいですし、ページめくりも速くて簡単。レイアウトもちゃんとiPhone向けになっているようです。鞄の中にMacBookと分厚い技術書2冊、とかいう状況から(この本読んでいる限りは)解放されます。
Stanzaは驚くような機能はないけれども、きっちり使いやすくできています。技術書読んでいると、付箋とかページにメモする機能があるといいのにな、とは思いますが(2009.5.12 追記: 「ブックマーク」機能があるのを見落としていました)。
今後The Pragmatic Bookshelfから買う本は基本的にiPhoneで読むことになりそうです。