献金
先日うちの最寄り駅にて、某野党の議員が街頭演説をしていました。
聞こえている範囲にいるひとたちは出勤を急ぐサラリーマンで、足をとめて聴いているひとはいなかったし、わたしも足早に通り過ぎたのですが、
「企業の汚い献金」
というフレーズが聞こえました。与党の批判をする中で出てきた言葉のようです。
通勤時間帯に駅前で街頭演説するということは、少なく見積もってターゲットの半分くらいが企業に勤めているひとじゃないかと思うのですが、ターゲットにあわせて言葉は選んだほうがよいのではないかとぼくわおもいました。おわり。
というのが第一印象だったのですが、「企業の汚い献金」ということばをきいた、企業勤めのひとがどう思うかってのはあんまり単純な問題じゃないですね。私自身はどう思うかというと、別に不愉快には思いません。でも献金が全て汚い、という主張はもし本気ならあまりにナイーブにすぎるし、本気じゃなかったとしたら手垢がつきすぎていて、敵(?)をおとしめるにしてもあまり効果的な言葉じゃないようなきがするな。