ひさしぶりにこっちを更新します。本家もそれほど頻繁に更新してるわけじゃないですが。

昨夜、GREEの「オープンソーステクノロジー勉強会」(参照: GREEのレポートページ)にいってきました。
emacs上のメーラであるMewの開発者山本和彦さんによる「セルの海 マクロの空」と題した講演です。

以下、メモ。

  • Lispを勉強するのに読むべき本は『The Little Schemer』『プログラミングGauche』だそうです。
  • 『The Little Schemer』を読んで人生が変わったひとが複数いるそうですよ
  • 最初のパート「Lispことはじめ」はとても分かりやすい。こういうまとめは簡単そうに見えて、実は高度
  • 本質を先に、効率は必要になってから。C++とは違うのな。(cf. 『C++の設計と進化』)
  • 高階関数の使い方について「仕事とデータの走査を分ける」という表現。おおお。視界がクリアになった感じです
  • 「クロージャはガラガラヘビ」って分かりやすいのか?(笑)
  • FizzBuzz問題を題材に、どんどん深みにはまっていくのがすごい。
  • そしてごついマクロが出てきたところで完全についていけません...。
  • evalを作る話はだいたい理解できるものの、鮮やかすぎて騙されている気分。
  • Q.「デバッグやテストは?」A.「副作用がないものはテスト簡単。副作用あるものは難しい。強力なデバッガがあるのでデバッグは楽」
  • Q.「OnLispが読めないんですが」A.「『プログラミングGauche』を読めばLispの勉強になるけど、「伝統的な」名前とGaucheでの名前が違う部分で困るかもね。」
  • Q.「Lispで実用的なものを書くところにたどり着けない」A.「GaucheはRubyみたいに道具に使える。emacs lispも結構使える。cssをほにゃららするコードを書くのに、emacsのcssモードを利用して簡単に書いてるひとがいた」←えー! (笑)

懇親会にも行きました。会場の居酒屋では、IHに鍋と中華せいろがセットされて、中身は豚肉と野菜の蒸し物。これちょっと新鮮だな。

例によって名刺交換をしましたが、別に会社と関係なくいっているのに会社の名刺出すのもどうなんだろうなー、と疑問に思うわけです。プライベート用名刺つくろうかな。