噂通り、でました。刺さるようなデザインのMacBook。みた瞬間の印象は、うわとんがってるなあ、こう来たか、です。
http://www.apple.com/jp/macbookair/
ぱっと見はすごく薄い。エッジに向かって細くなるデザインなので刺さりそう。見た目ほど軽くはなく、1.36kg。それでもAppleの歴代ノートPCとしては破格に軽いです(これまで最も軽かったのはPowerBook Duoのモノクロ版 1.9kg。カラーではPowerBook 2400cの1.99kg)。また厚さも見た目ほど薄くはなく19mm。13インチ液晶にフルサイズキーボード。
光学ドライブなし。80GB HDDまたは64GB SSD(SSDにすると+12万円)。2GBメモリ標準装備(メモリ追加は不可)。ビデオはチップセット内蔵(Intel GMA X3100)。MicroDVI, USB, オーディオ出力あり。FireWire、Ethernetなし。無線はBluetoothおよびIEEE802.11n。光学ドライブは外付けオプション。他のMacがあれば、その内蔵ドライブをリモートから使う機能あり。タッチパッドの機能が少し変わっていて、iPhone/iPod touchでおなじみの操作が使えるようになったようです。ポート類がかくれていて、ポップアップしてくるのがちょっとかっこいい。裏面写真がありませんがHDDやバッテリ交換は簡単にできるんだろうか。
これまでの「ノートであっても全部入り」を思い切り切り捨てた仕様ですね。それを補うためにリモートドライブ機能を用意しています。
リモートドライブ経由でOSのインストールはできるのか気になります。FireWireがないからターゲットディスクモードもない、のか、それともUSBでターゲットディスクモードがあるのか、も気になります。
もうひとつ、補うために出てきたのがHDD内蔵無線LANベースステーションのTimeCapsule。これを使えば無線経由でバックアップがとれます。
家のMacを母艦にして、このMacは持ち出し用にするような仕掛けが用意されていないのがちょっと意外です。たとえば一部データのsync。いまのところは、.Mac経由でリモートから使うくらいしかないでしょうか。