分解掃除
部屋を片付けつつ大幅に模様替えしています。今回の大英断(自分でいうな)は本棚を減らすこと。出しておいても普段参照しない本はどこかにつめこむのです。いつも本棚足りないっていってたのにだいじょうぶか、オレ。そして、わたしの家財道具一式がつまっている15年モノのエレクターも退役させる方向(最近のエレクター中身変遷[1][2][3][4])。ほんとに大丈夫かおれ。部屋の分解掃除の趣です。
そのあいまに、なんとなく勢いでキーボードとマウスの分解掃除もしてました。
キーボードは10年前からつかっているHappyHackingKeyboardの2代目(PD-KB02)です。いまは会社のメインマシンにつなげて日々つかっています。PC関連で10年も使えるものってなかなかないですよね。
キートップを全部外して水洗いし、それからフロッシュの住居洗剤(オレンジ)を入れた水でつけ置き洗い1時間。
本体はブロアーで埃とかなんとかをはらった後に、フロッシュをしみこませたふきんで丁寧に拭きます。
乾いてから組み立てたら、おお、ぴかぴか。新品同様。嬉しい。
(白いのが掃除後のキーボード。黒いのは家で使っているほうのHHKです)
しかし分解してあらためて感じましたが、このキーボード、まったくどこもへたっていません。スイッチは絶好調なのはもちろん、部品の摩耗も目視ではわかりません。キートップの文字のかすれすらないんですよ。10年のうち、半分以上会社で使ってきたのでかなり酷使してるはずなんですが、まだまだ使えそうです。
いまこの文章をかいているキーボードは、写真にもうつっているHappyHackingKeyboard Professional2。これはまだ一年しかつかってませんが、長持ちするといいな。
分解掃除したマウスは、アップルのWireless Mighty Mouse。このマウスはかっこよくて使いやすいんだけど、最大の弱点が、スクロール用の小さいボールの掃除が普通では不可能なこと。だれがどんな使い方をしたとしても、遠からずスクロールができなくなるのです。
Webでいろいろ検索して、分解して清掃してみました。当然、分解するとアップルの保証がきかなくなります。
底面の接着されたパーツをなんとかはがせば、あとは簡単に分解できます。そうして取り出したスクロールボールまわりはすごく精巧なかんじ。機械の世界ではあたりまえなんでしょうか。小さな磁石つきの小さなローラーが4つあって、ボールがまわる方向や速度・そのほかのくせを検知するようです。
このローラー案の定がものすごく小さくて掃除が大変だなあ、と思ったら組み立ても大変でした。ローラーとボール自体の組み立てはたいしたことないんですが、そのあとのフラットケーブル接続がいやがらせのように難しい。ケーブルの長さにそれほど余裕がないんですよね。
四苦八苦して組み立てたら、スクロールボールの動きが別物です。こんななめらかに動くんだっけ。
分解するときに底面の部品を一部はがしたんですが、動作・見た目ともに問題がないので、次の分解掃除にそなえてそのままにしておきますよ。
しかし、このマウス、かっこよくて使いやすいけど、普通につかってると確実にスクロールできなくなって、保証の範囲ではメンテもできない、というのは設計上の致命的な問題なきがしますぜ。
さて、本の山を片付けるかな。気が遠くなりそうです。