SQUEEZIN’&BLOWIN’週末のネタがないのでライブのことでも書いてみます。
今日は吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズのライブ@渋谷クアトロでした。ゲストはLeyona。昨夜飲み過ぎたせいもあってやる気がなくてだるくて、チケットとったけどパスしちゃおうかなー、と一瞬思いましたが、いけば絶対楽しいからがんばっていってきましたよ。Leyonaはバッパーズのゲストでしかライブみたことないんですが、CDで聴くよりライブのほうが数段好きなんです。
開演は6時。吾妻さんダブルネックのギターで登場。いつもながらギターをもてばかっこいい。いつものオープニングから『最後まで楽しもう』に続けて『栃東の取り組み見たか』。『最後まで楽しもう』はいつからからラップ調のところ入れるのが定番になりましたね。最初は笑いをとるネタだったのに最近はラップのところでもりあがります。まあ少し上手になったしな。 『栃東』では歌詞の最後「栃東はすぐに横綱だ」が「栃東はいつもガチンコだ」に変わってました。7月発売予定のアルバム収録にあわせて歌詞変更したのかな? 朝青龍(当時関脇)を「乱暴」ってうたってたところが「凶暴」に変わっていたのはなんでだろう。ダブルネックのギター、「思ったより重い...」とのことでここでギターをいつものに交換してました。
そのあと何を演奏していたかよく憶えていませんが、一時間ほどで第一部終了。20分ほどあけて第二部。Leyona登場です。一曲目はノラ・ジョーンズの曲(曲名失念)。Leyonaの声毎度のことながらしびれます。どこがどう好きとうまいこと説明できないんですが、曲ともあってるのかな。二曲目は、以前バッパーズのゲストのときにもLeyonaが歌っていた、ストーカーの歌「サイレント・ジョージ」、ただし日本語詞 by 吾妻さん&牧さん。新宿に呑者家(どんじゃか)という飲み屋があるのですが、そこでべろべろに酔っぱらいながらふたりで書いていたそうです。
Answer (通常盤)
Leyona退場後の曲は血圧の歌、ずっとハイテンションな『150から300』。吾妻さんが「加齢臭ただようロックナンバー、じゃなくて加齢臭ただようスカナンバー」といっていて、ええー、この曲スカだったんだ! と今更思う音楽知識とセンスのない私でした。
初めて聴いた曲がひとつありました。『market place』。これは東京スカパラダイスオーケストラの『さらば友よ』の「盗作」だそうです。といってもちゃんと許可はとってるそうですが(あたりまえか)。『さらば友よ』は吾妻さんがゲストボーカルで参加した曲ですが、同じ曲で全く違う歌詞でした。『market place』というのは『さらば友よ』が書かれて、歌詞ができる前につけていた仮の題名だったそうです。
アンコールは1曲目が『ゴミの日くるまで』と『カモン・レッツ・ブギ』メドレー風、2曲目はピアノ早崎さん、ベース牧さん、ドラム岡地さんとギター吾妻さん、ボーカルLeyonaという小編成で『ワンちゃんのようにね』。これは吾妻さんがLeyonaに書いた曲だそうです。Leyonaもバッパーズと同じ日にニューアルバムを出すそうで(LeyonaってSMEからCD出してたのに、いつのまにかvictorになってるんですね)、それに収録されているそうです。歌詞も吾妻さん、なのかな? 吾妻さん本人が歌うのはとても似合わなさそうな、かわいい歌でしたよ。わたしはこの曲でどこかのツボが押されたらしく、軽く涙ぐんでしまいました。歳とるとわけもなく涙もろくなるね。
気力を奮い起こしてでかけてよかったですよ。おなかいっぱいです。
Leyonaのニューアルバム『Clappin'』の発売は7/26だそうです。バッパーズのアルバム(タイトル不詳)も同じ日だそうですよ。どちらもまだAmazonでは見つかりませんでした。首を長くしてまっていよう。