飲み放題 対 アミノ酸
酔いを醒ますのにすごい効果があるというAmino de Kampaiを先日試してみました。私が大好きなビール、ヒューガルテンホワイトの飲み放題にいく機会があったのです。
飲み始める直前に薬局で購入したAmino de Kampaiを一包摂取しました。濃いーいプラム味で水がほしいです。そしていざ飲み放題へ。
そして、やはり、ここではかけないほど大量のビールを飲みました。いつもの私なら記憶がとびとびになる量ですが、何杯のんだかまではっきり覚えています。いつもの私ならありえません。かるくふわふわと気持ちいいいけど、足にくるとか気分が悪いとかがぜんぜんありません。翌日は寝不足だったけど二日酔いもなくすっきり。あんなに飲んだのに!
こんなに効くと怖いです。何が入っているんだAmino de Kampai。 いや、アミノ酸なのはわかってるんですが。
主成分をみてみるとアミノ酸(アラニン・グルタミン)2.8g。アミノ酸ってアルコールの分解を促進する効果があるんでしょうか。
というわけでちょっとググってみました。結論からいうと、「アルコールの分解の結果出てくる物質を消費することで、結果的にアルコールの分解を促進する効果がある」とのことです。
以下くわしく。
まずは二日酔とか酩酊のメカニズム。
- アルコール自体には毒性がないが、酩酊はする
- アルコールが分解されるとアセトアルデヒドができる
- アセトアルデヒドは毒で、顔が赤くなったりする二日酔したりの原因になる
- アセトアルデヒドも分解されて、無害な酢酸になる
で分解のメカニズム。
- アルコール→アセトアルデヒド→酢酸と分解される
- それぞれのステップでNAD(+)というものが消費されてNADHというものが生成される
- NADHが多くなりすぎると分解が滞ってしまい、アルコールやアセトアルデヒドがたまっちゃう
そしてアミノ酸が効くメカニズム
- アミノ酸のなかでもアラニンとグルタミンは「糖新生」とかいうもので使われる
- その糖新生ではNADHが消費されてNADが生成される
- そういうわけでアルコールやアセトアルデヒドの代謝が滞らず、じゃんじゃん分解される
アミノ酸ってスゲー。でも酔わないからといって大量に飲むとやはり肝臓に負担がかかるんだろうな、きっと。