ノンデザイナーズ・デザインブック Second Edition『ノンデザイナーズ・デザインブック』(Robin Williams)を買いました。帯に曰く「デザイナーでなくったって、かっこいいデザインをしたい!」
どこか著名なサイトで絶賛されていたので注文した気がしますが、届いたときにはどこでみたのか忘れてました。忘れてしまったのが申し訳なくなるぐらい、すばらしい本です。
でも最初にこの本の欠点をあげておきましょう。それは、デザインの実例が全て英語の例であることです。ネイティブでないと「意味的にグループになる要素」をひとめで見分けるのが難しいです。場合によっては辞書引かないと分からなかったりします。また、後半のタイポグラフィに関する議論は完全に英語フォント(って表現は正確じゃないかな?)の話になっています。
これらの点は日本人にはかなりつらいですが、それを差し引いてもなおこの本はすばらしいです。
この本ではあちこちでデザインの悪い例と改善例がしめされます。どちらがよいか? ってきかれれば、多分だれもが「よい」デザインを選びます。でもそれが何故なのかは、漠然としか分かりません。
その「何故」を分かりやすく名づけた原則(近接・整列・反復・コントラスト)に従って説明してくれるのがこの本の前半です。名前をつけたものは認識できるようになります。新しい世界の眺め方です。
そしてこの新しい眺め方で自分のブログを見ると、さまざまな問題が...。
Webでのデザインは「さまざまなブラウザで、いろんなフォントサイズでちゃんとみえなくてはいけない」という制約があるので紙上のデザインよりは制約が大きいですが、それでもこの本は参考になります。
というわけで実践してみようと、地味にブログのデザイン更新中。気長に修正していきます。CSSの知識が足りなくて苦労中。それ以前にセンスが足りないのですがね。