最近一番びっくりしたニュース。
コニカミノルタ、カメラ/フォト事業を3月で終了
ちょっと前ニコンがフィルムカメラからほぼ撤退というニュースがありました。あれにも驚きましたが今回はもっと驚きです。
ニコンはデジタルカメラに集中するという決定ですが、コニカミノルタはデジタルカメラも含めて全部やめちゃうのです。コニカもミノルタもフォト/カメラが本業ではなかったのか! と思ったら、OA事業が収益源でフォト/カメラは赤字だったんですな。
小学生のとき初めて貰ったカメラSR-1がミノルタで、最後に買ったフィルムカメラTC-1もミノルタです。今後フィルムカメラを買うことはきっとないだろうな。ミノルタのデジタルカメラを買ったことはないけれども、わたしにとってミノルタはちょっと思い入れのあるカメラメーカーなのです(コニカはあんまり縁がありませんでした)。
そもそもコニカとミノルタの合併はカメラ事業で相乗効果を出すためだったように記憶しているのですが、なんとかカメラ事業を維持する道はなかったものですかね、と無責任な外野としては残念に思います。リコーのGR ditigalみたいにデジタル版TC-1なんてものも期待してたのですが。
企業でも個人でも自分の強いところ・優れているところをを知り、そこを集中的に伸ばしていくことが重要といわれます。
コニカミノルタは強いところを強化しようとくっついてみたものの、環境の変化が早すぎて相対的に弱くなってしまい、負けてしまったということなのでしょうか。OA事業が強みとは素人目には思えないところがまたなんというか(語尾を濁す)。
ともあれ、TC-1はこの先修理がどうなるかもわからないし、大事にしよう。