6代目ジェームズ・ボンドにD・クレイグさん(asahi.com)という記事から。

クレイグさんは、来年1月に撮影が始まる次回作「カジノ・ロワイヤル」で主演を務め、

「カジノ・ロワイヤル」だって!? びっくりです。今度は真面目に、原作に忠実に撮るのでしょうね。
野暮を承知で「カジノ・ロワイヤル」について解説しますと。


「カジノ・ロワイヤル」は1967年に撮られた映画で、豪華絢爛なキャストかつどうしようもなく下らない007のパロディです。でもちゃんと原作はイアン・フレミングなのですよ。
監督はジョン・ヒューストン(!)をはじめ5人、キャストはデビッド・ニーヴン、ピーター・セラーズ、ウディ・アレン、そしてオーソン・ウェルズ、デボラ・カーなどとても豪華。しかし話は支離滅裂です。脈絡なくUFOが出てくるし、007はいっぱい出てくるし、各007はろくなこと考えないし、でも楽しいんですよ。
世間的な評価は二分されています。あまりのくだらなさに怒り出すひともいますが、わたしは好きでしたよ。
とはいうものの観たのがずいぶん昔でほとんどおぼえていません。久し振りに観てみたいな。そして、「正統」007のカジノ・ロワイヤルと観比べてみたいですね。