英語の文章はある程度読めるけれども、全然書けるようにならない。こういう言い回しがあるのかと感心しながら読んだものは、まず覚えていない。だから書くときも使えない。

英語を読むときはわざわざ日本語には訳さずそのまま受け取っている。今読んだものを即日本語にしてと言われるとしばらく考える。それなのに、しばらく前に読んだり聞いたりしたものは日本語で思い出すのだ。よほどよく見かける表現でなければ、ほとんど身につかない。

私は日常的に英語でやりとりすることはない。読むのは技術系の文章がほとんどで、時々小説を読む程度だ。この頻度だともうこれ以上表現の引き出しは増えなさそうだな、とずいぶん前から思っている。それではつまらないから気づいたときにメモするものの、メモ自体が散逸してしまう。

散逸させないためにはもしかすると、ここに書くのが一番良いのではないかとふと思いついた。散逸しないからと言って生かせるとは限らないが。

ということで最初はSignal vs Noiseの最近の記事、6 mistakes to avoid during your first 30 days as a new manager を題材に、知らなかったりなるほどこう使えば良いのかという表現をメモしていく。

You’re bound to make mistakes as a new manager

まず冒頭。bound to。流し読みしても「新米のマネージャとしてミスすることは避けられない」というのはわかるけれども、bound toを私はこういう風には使えない。

I’ve never quite known the proper word to describe the feeling of being simultaneously elated and terrified

“have never quite known the proper word to describe …” 「…を表す良い言葉を知らない」。

そして、“being simultaneously eleated and terrified”。eleated知ってはいたけれど、そもそも使おうと思ったことがない。使おう。

talking to mentors about the “should’s” and “should not’s” of leadership…

“should’s” and “should not’s”、憶えておきたい言い回し。何度も何度も目にしているはずなのに。

all in hopes that you won’t make any egregious blunders during your first month on the job.

“egregious blunders”、ひどいヘマ。ひどい感がある。

But quite frankly, it’s bound to happen.

bound toは冒頭と同じ用法。なるほどなーこう使うのなー。

You’re going to make a mistake, or two, or twenty.

この言い方は、難しいところは何もないけれど、好きなのでおぼえておきたい。

Your individual relationship with each team member sets the tone for our the entire team will interact with one another

sets the tone。こういうのねー。あとour the entire teamみたいな言い方はいまいちニュアンスがわかっていないことに気づいた。

As a new manager, it’s tempting to want to be seen as “The Person with a Plan.”

tempting to want to be seen as…。こうみられたいよね、という意訳で良いだろうか。temptingのこういう使い方。

We have a penchant for forward progress

have a penchant for、辞書に載ってるけど使ったこともないし、あんまり意識的に読んだこともなかった。

However, this inclination can counterproductive…

inclinationは知っているけど使えない言葉の一つ。例えばこう使うのか。

この文章には、私の英語レベルだとまだまだメモしたいことがあるのだけどキリがないのでこの投稿はここまでにしておく。続きを来週以降に書く。