たいへん青臭い話題です。
理想には自分がどうなりたい、っていう理想と、世の中かくあるべし、って理想があります。もちろんきっぱり線引きできるものじゃありませんが。
わたしの、世の中に対する理想は
すべてのひとが、違いを尊重し、多様性が善とされる世界
です。
が、これ具体的に考えると難しいんです。みんな仲良く、という話じゃないです。受け入れがたい意見でも受け入れろ、という話でもないです。嫌いなものは嫌い、といえるのも重要。そうしないと多様じゃなくなっちゃうから。
今わたしが考えつくもっともまともな説明は、『「空気読めない」とか「キモい」とかに代表される、「我々と違う」ということ「だけ」を理由に、否定し排斥する考え方や態度が世の中からなくなること』、でしょうか。
が、こう考えると
「空気読めないやつは嫌い」という考え方を尊重しない
という帰結につながり、形式的にかつ素朴に考えている限りは、簡単に矛盾にいきついてしまうのです。
だからこの考え方は根本的に間違っている、とは思っていなくて、表現の仕方の問題ではないかとも思っています。
この話題つづくかもしれません。忘れた頃に。
(自分用メモ。思いつくキーワード: ラベリング、思考停止、少数派と多数派)