ハサミ式包丁まな板、クレバークリーバーのレビュー記事を読みました。
やじうまミニレビュー Ronan Tools「クレバークリーバー」
なかなか面白い商品ですね。でもレビュアーとわたしは感覚がだいぶ違うようです。

ただ、材料をハサミで切ることの抵抗感が(たとえ調理用でも)どうしてもなくならないことと、微妙に「ハサミで切りました」とわかる切り口になってしまうのが、ずっと気になっていました。

単に切り口が気になるだけなら、ハサミでいいじゃん、切り口が気になる料理で包丁を使って、手軽さ優先のときにはさみ使うんじゃだめなの? とわたしは思いますが、どうなんだろ。はさみで切ったきゅうりの写真なんてむしろおいしそうだけどなあ。味がしみていいすよきっと。
そして、はさみで食材を切るのに抵抗があるってのはわたしにはほんとに理解できません。調理用ハサミってのはかなり歴史が古いはずですし、このライターさんが年配だから抵抗がある、とかいうことはないでしょう。というかこのライターさんはそもそも年配ではないでしょう。経験してきた環境の違いによるものでしょうから「オレただしい!!」とかいうつもりは全くないんですが、こういう細かいとこでも個人的な文化の差って出るんだなあと思いましたよ。
舶来の調理道具って便利だけど単機能なケースが多くて(ポテトマッシャーとかサラダの水切りボウルとか)、そういうなかではこのクレバークリーバーはまだ使い道が多いほうだとはおもいますが、やっぱり舶来だなあ、とも思います。だって、調理用のハサミとまな板・包丁がある環境だったら、こいつの出番ってすごく狭いですよね。
そういうわたしも舶来の道具で愛用してるのがあります。にんにくつぶしです。一撃でニンニクのみじん切りに似たものができます。つぶすので、包丁でみじん切りするよりも香りがよく出てグーです。グーです、ってのは死語です。そしてにんにくをつぶす以外の用途にはほとんど使えません。しょうがをつぶすのには使えなくもないです。
話の焦点が曖昧でぐだぐだのまま、この記事はおしまいです。舶来単機能調理道具リストでも作ろうかとおもったんですが時間切れです。