不真面目な音楽聴きとしてはめずらしく、音楽ネタ連続です。さっきのは音楽ネタじゃなくて酒ネタですか。そうですか。
先日、PE'Zの「日本のジャズ」を買いました。初のカバーアルバムだそうですが、選曲はこんなんです。渋いです。
M-01. 用心棒
M-02. 鈴懸の径
M-03. 銀座カンカン娘
M-04. 雪國
M-05. どんたく
M-06. おもちゃのチャチャチャ
M-07. ソーラン節
M-08. ともだち
M-09. 小春おばさん
M-10. 花
M-11. みずいろの雨
M-12. また逢う日まで
この中で驚きだったのが『雪國』。原曲は吉幾三です。
私は実は演歌もちょっと好きなのですが(いま勇気をもってカミングアウトしました:P)、吉幾三はあんまり好きじゃありません。曲がオーソドックスなド演歌なのは好ましいのですが、どうにも本人の歌が半端な気がして。
ところがPE'Zによるこのカバーがすごくいいんです。特にサビの、この歌詞のところ。

逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜
そばにいて少しでも 話を聞いて

PE'Zなので歌ではなく楽器ですが。演歌らしいベタな盛り上がりを、大山さんのトランペットがきっちり演出します。手垢のついた表現ですみませんが「むせびなくような」トランペットです。その上ちゃんとジャズなんですよ。まあ聴いてみてくださいよ。
まとめ:

  • 吉幾三の曲は正統な演歌なんだぁと再確認
  • 大山さんのジャズトランペットは演歌にも向いている