立て続けに面白いアプリケーションを知ったので、紹介してみます。

産経新聞

その日の産経新聞全紙面が読めるアプリケーション。ネットワークにつながっているときに起動すれば最新の紙面をダウンロードします。電波が切れてもダウンロードした分は読める。
で、この紙面ですが、広告も含めて完全に新聞の紙面と同じもののようです。本日(12/17)付けでは一部広告がぬけている部分がありますが、そこは完全に空白。
これは読みにくいのではないか、と予測したのですが、意外に読みやすいんです。ぱっと見で全紙面を見て、読みたいところを拡大し、指ではじいてスクロールして読む、という操作がしっくりきます。
紙媒体のフォーマットをそのまま電子機器にもってくるのってたいていうまくいかないと思っていたのですが、iPhoneのUIって新聞フォーマットには意外に向いているのかもしれません。

Seadragon mobile

Microsoft製のいろいろビューアーアプリ。といっても技術デモが目的のようで、実用性はほぼありません。主に「Deep Zoom」という、高解像度データをスムースに拡大する技術のデモのようです。
実用性はない、のですが、気合は入りまくっているようです。とにかく速くて、そして落ちません。
そしてインタフェースが面白いです。巨大な画像(例えば地図)の自在な拡大縮小もありますし、大量でサイズもさまざまの写真データを平面に並べた全貌から、一部を拡大、そしてひとつの写真を拡大、というようなことができます。
このUIで新聞読むのもいいかも、と思いました(笑)

iDateMe

あやしげな名称ですが、「盗難されたiPhone 3Gの居場所を確認するアプリケーション」、です。いまのところAppStoreの紹介画面はドイツ語で読めねえ、のですが、Macお宝鑑定団の紹介記事で知りました。この記事を見ていただければわかるように、画面もアイコンも、名称と同じくアダルト系です。
盗んだふとどきものが、アダルトなアプリだと思ってクリックする、と、その場所が所有者にメールされるという仕組みなわけです。面白いなあ。
でもこれ、有名になればなるほど、期待される効果が減っていくという因果なアプリですね。盗んだひとがこのアプリのことを知っていればクリックしないわけですから。