これはあんまりにもあんまりだなあ。

第18条 日記等の情報の使用許諾等
1 本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。
2 ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。
附則
1. 本利用規約は平成20年4月1日から施行します。
2. 本利用規約の施行前にユーザーによって行われた行為についても本利用規約が適用されます。

要は「mixiはユーザに無断かつ無償でmixi内のコンテンツに、改変を加えた上で商品化できる」、ということです。そして著作者人格権の行使もできないのです。氏名表示をもとめることもできないし、「改変によってわたしが意図したのと違うものになってしまっている」、という抗議もできないわけです。いったん書いたものの気に入らなくて削除したものを再利用されても文句言えません。そういえば、友人まで公開、になっている日記も対象になるのでしょうか。
「本利用規約の施行前にユーザーによって行われた行為についても本利用規約が適用されます」ってのも非常に気になります。この文言を文字通り解釈すると、この利用規約が気に入らなくて4/1以前に削除した内容についても、この規約が適用されると読めてしまいます。
本気でこれ施行する気か、mixi。大丈夫か。
わたし自身はmixi上にはほとんど何もないし、あったとしても商品価値なんてないと思うのでほぼ影響はないのですが、いやーな気分になる規約変更ですね。
(追記 : 2008/03/04 17:48)
この手の規約がいろんなブログサービスにあるのは知ってますが、mixiってクローズドな空間がウリだったんじゃないのか? ということで、同列には語れないと思ってます。