わたしは新書をよく読みます。ベストセラーになったらしいさおだけ屋とか、時々けっこう面白い本に出会えます。しかし、今日読んだこの本は、いままで読んだ新書のなかではダントツに面白い。
いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)『いつまでもデブと思うなよ』(岡田斗司夫)。略して「いつデブ」。著者はオタキングの岡田さんです。デブオタクキャラ。と思っていたらすっきり痩せてしまいびっくりです。1年で117kgから67kgに減量したそうで、それってほとんど半分じゃねぇか。
この本は、岡田氏が編みだして実践した「レコーディングダイエット」について語っている本です。直接はダイエット方法について書いていますが、実は、思考法に関する本です。意志力で勝負しない自己管理の考え方についての本です。詳しくはかけません。ネタばらしになるから。
ダイエット方法についても抜かりはありません。ただ方法を示すだけじゃないのです。まずはなぜデブじゃいけないのかってところから話ははじまります。この部分は短いですが説得力があります。導入部のテーマは(やはりベストセラーになってるらしい新書の)『人は見た目が9割』に近いのですが、中身はずっと緻密です。この導入でひっぱりこまれます。
ひっぱりこまれればそのまま一気によめてしまいます。ダイエットにしか使えないHowTo本だったらこんな引力はありません。先にも書きましたが思考法についての本なんです。
このダイエット方法の本質をしめすいい比喩を、この本のかなり後のほうで岡田氏は書いています。その位置に配置したのは意味があって、岡田氏が構成を熟考した上だろうと思います。
だからここでは紹介しません。読んでみてください。