10/7から10/9、朝霧JAMにいってきました。
遠出フェスは今回初。そして朝霧は秋、台風の季節にオールキャンプ。いろんな意味でちょっとどきどきしましたが、結果的に、なんというか。もうすごいよかったですよ。まだ朝霧の非日常感をひきずっています。
楽しかった記憶がごちゃごちゃになっていて、時系列順に正しく書ける自信がありませんが、一応前日の話から順番に。
前日金曜日、渋滞情報をあらかじめ確認しました。三連休ですしね。東名高速の10/7は7時ごろから渋滞がはじまり、8時がピークとのことで、7時までに高速に乗ることを決定です。ダッフルバッグに荷物一式をつめて、バイクのサイドケースからあんまりつめかえないで済むようにしてみます。ダッフルバッグ超重い。焚火台やらパエリア鍋も重いんですが、それだけの重さじゃない気がします。
当日は予報通り、昨日までの嵐が嘘のような最高の天気です。少し寝坊したけれどもなんとか7時に高速にのり、渋滞にもほぼあわずに現地につきました。ちょっと早すぎるかな? と途中のサービスエリアで時間調整して到着は9時30分。10時開場のはずですが、すでに車はどんどんはいっています。バイクは、入ってすぐに右側に誘導。お、これは楽? と思ったのですが、甘かった。
ここからキャンプサイトまではずっと上り坂で、身軽な状態でだいたい20分弱。わたしはものすごい大荷物だったので途中で死にたくなりました。ほんとのところは死にたくはならなかったけど、もう登れないと本気で思いました。
なんとか30分ほどかけて、キャンプサイトのあいている場所を発見。ステージ近くのサイトじゃなくて、奥のキャンプサイトです。こっちじゃないと炊事ができないのですよ。すでにけっこううまっています。サービスエリアで時間つぶしすぎた。
今回バーベキュー一緒に! とさそってくれた、とらちゃん・コジさん・よっしーさんご一行の分も場所を確保して待ちます。荷物をひろげてビールを飲みつつ一息ついているあいだにみるみるキャンプサイトはうまっていきます。
みんなが到着して、テントやタープを張り終わった昼ごろにはあらゆる隙間にテントやタープが所狭しとならぶ状況になっていました。さっきまでそこ通路だったのに、ってとこにもタープが張られていたり。
ごはんもそこそこに、テントサイトにコジさんよっしーさんを残してまずはRainbowにクラムボンをみにいきます。ラジオでちょっと聴いたことがあった程度のクラムボン、ライブは初です。RainbowのあるAサイト側にはもうテントがびっしり。
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聴いたことはあったはずなのですが、ボーカル郁子さんの声を新鮮に聴きました。ちょっと矢野顕子っぽい独特の発声です。朝からおお荷物運んでくたびれたー、という気分がここで音楽聴いて楽しめるモードに切り替わりました。
それにしてもすごいいい天気で、うっかり日焼け止めを塗り忘れたらクラムボンみてる間に焦げました。
それからムーンシャインに移動して、Hands of Creation。予想通りゆるーく、ゆらゆらな音楽で、こういうの大好きです。メンバーが4人なのにパーカッションが2人。パーカッション2人いるといいですよね。
そして全員、音楽に似合わず強面。でもボーカルのひとは笑うとかわいい:)。 まだデビューしてからそれほどたっていないそうで、そういわれてみればちょっと硬さがのこっているような気がしないでもないですが、今後もチェックしたいひとたちでした。
このあたりでどうやら朝霧JAMの雰囲気にのまれたようです。この後のできごとが順序よく思い出せません。
テントサイトに戻って焼き鳥職人のようになっていたコジさんが焼いたバーベキューごちそうになります。つくねが超美味しかったですよ。
元ちとせを観にRainbowへ。ちょっと遅れていったのですでに始まっていましたが、元ちゃんいきなり洋楽をうたってました。なんだっけ、とても有名な曲です。生で元ちとせも初。やっぱりこのひとの歌唱力は桁が違います。どういう喉してるんだろう、とおもうくらい。気持ちよくきけました。どこかツボをおされたらしくちょっと泣きそうになりました。
またテントサイトでバーベキューやってもらっている傍らでパエリア作ったのはどのタイミングだったかな。そろそろ暗くて鍋のなかがよく見えないなかです。鍋のなかがあんまり見えなくてもいいのですが、薪の火力があがってくれません。キャンプ歴そこそこあるくせに薪の扱いが下手なんだよな、わたし。
手間取っているあいだに焼いたものをいろいろいただきます。ひとばんスパイスにつけていたというタンドリーチキンが美味しい。お酒がすすむ味です。スパイスの配合教わりたい。
わたしはなんとか1時間ほどかけて死ぬほど具だくさんのパエリアを作って、みなさまにも気に入っていただけたようでひと安心。
すだちカイピリーニャもみんなに気に入ってもらえました。これは作り方提案して材料を提供しただけで、飲む人が各自作るシステム(手抜きともいう)を採用しました。そういえばパエリアもあんまりにも米に火がとおらないので、途中から味見係をひとまかせにして、わたしは薪の面倒みてました。料理人としても役立たずです。
この日の終わりは、気になっていたThe POGUESへ。もうすっかり夜が更けています。
民族音楽的なフレーズとリズムに、飲みつつタバコ吸いつつ酒焼け・タバコ焼け(とはいわないか)な歌声。気持ち良かった! どこかで「アイリッシュパンク」と紹介されてましたが、どこがパンクなんだろ。敢えていえばボーカルがかるくパンクっぽいですが、でも音楽的には全然パンクじゃないよな。たぶん。
この後はなんだかよく覚えてませんが、そう飲まずに寝た気がします。