初パン
先日パン作りの野望について書きました。道具が揃うまでまつといつまでたっても野望への道が踏み出せないので、今日は思い切って手持ちの道具だけで生涯初のパンをつくってみました(大げさ)。
参考書はパーフェクトパン(別冊NHKきょうの料理)。
この本の、イーストを使った基本的なパンを扱った「ベーシックパン」という項目で一番最初に載っている「プチパン」をつくってみました。
生地を捏ねる工程は単にめんどくさいかと想像していたのですが、やってみたらすごくたのしいです。なんで楽しいんだろう。台の上でひたすら生地を捏ねるだけなのに。
発酵は本にしたがい、ちょっとだけあたためたオーブンをつかいました。なんとか一次発酵も成型も二次発酵もすませ(成型では生地の弾力が思った以上でかなり失敗)、いよいよ焼きます。本の指示では210℃で10分ですが、我が家の電子レンジオーブンではなかなか焼き色がつかず(上火が貧弱すぎるのが原因か)、結局30分近くかけました。二度にわけて焼いたので1時間。
*ist Ds/smc PENTAX DA40mm F2.8 Limited
ケーキクーラー代わりにつかっているのは、キャンプ用の焼き網(スノーピーク 焚火台S用グリルネット)です:-)。こんなところでつかえるとは。
かなり時間がかかりましたが楽しい作業でした。できあがりはごらんのとおりへんな形で味は...そこそこおいしいと思うのですが、成功とはいいがたいかな(こんな時間なのに試食してしまいました)。皮が「ぱりっ」となることを期待したのですが、ちょっと分厚い固めの皮。中はふわっとしてるんですがね。なにがわるかったんだろう。霧吹きすぎ? 焼く時間ながすぎ? それとも捏ね方? 発酵? 原因がわかりません。研究して精進しないといけません。