人間の目をモデルにした画像補整技術
NTT-ITから監視カメラ用画像補正装置Secure Eyeというものが発売されています。
処理例を見ればなにをしているか一目瞭然です(上記ニュースリリースの画像に直接リンクしてます)
まるで「逆光の時はフラッシュを使いましょう」という説明のようです。でもフラッシュ使ってるわけじゃありません。あくまでも補正技術です。
しかも、
画像ごとに、その都度最適化するように自動調整・補正しますので、屋外での監視のように、時間によって明るさが大きく変わる場所でも、個別の調整などは全く不要です。
ということで画像ごとに人がみて調整するというものではないというのですよ。
このリリースを見た限りの素人考えでは、人の目に近いということで富士フイルムのNATURAが目指す「見たまま撮影」のための(NATURAとは違った切り口での)とても有効なアプローチになりうると感じました。
「監視カメラ向け」ということでいまは写真的な画質は確保されてないだろうと推測しますが、リリース記事一番下にあるおおざっぱな説明図を見る限りでは同じ原理で写真向けにチューニングできそうに思います。
コンシューマ向けデジタルカメラにこのような技術が搭載されるといいなあ。
追記: こんなに面白そうな技術なのに「デジカメにつかえるかも?」と取りあげてるサイトがない! とおもって検索してたらデジット・ガジェット | 逆光でも明るく!ヒトの目のように画像を補正を発見したのでトラックバック。