12月2日に、うちの猫・あずきが亡くなった。

あずき

ささげと姉妹でうちに来たのが3ヶ月ちょっとの頃。そこから5年半、5歳10ヶ月だった。この歳では早すぎるとは思ってしまうけれども、しかしあずきがいる5年間はとても濃密で、充実していた。あずき、ありがとう。

あずきとささげ

水曜日には元気だったのが木曜夜急激に調子が悪くなり、日曜の午後3時55分、むこう側へ旅立っていった。心筋症と診断されてはいたけれども無症状で、投薬をしながらの専門医での毎月の診察でも「悪くはなっていない」と言われていた。それが突然悪化し肺水腫を起こしていたのだった。短い3日間の闘病で後半の29時間はずっと家にいて、家族皆と一緒にいることができたのはほんとに幸運だった。

今日12月4日、とても綺麗でかわいくて今にもごろごろいいそうな遺体を、哲学堂動物霊園で火葬にしてきた。これでもう、知らない人に針を刺されたり、アレルギーで痒かったり、呼吸が苦しくなったりする世界からは完全に解放されたんだな。

すぐには無理だけれども、ここからだんだん気持ちを切り替えなくてはなと思っている。うちにはささげもいるし、人間も生活を続けなくてはならないのだから。

哲学堂動物霊園

あずき