たくさん本を読んだ、とかじゃないです。本物の活字です。
こういうのです。
活字そのいち
活字そのに
昨日、活版工房のワークショップに参加してきました。自分で住所の活字を組んで、暑中見舞ハガキに印刷するという、活字好きには夢のようなワークショップです。
こんな棚からひともじづつ、活字を拾っておいて、
拾う
拾った活字をレイアウトしながら並べていくのです。
並べる
この後は、手動の印刷機にセットして、一枚ずつ刷っていきます。
何がすごいって、現役の話し好きな活字関連職人が3人もいて、いろいろ教えてくれるんです。積んであった、木製のトレイについて「これはなんですか」って聞いたら、「これはゲラ」っていわれてびっくりしました。ゲラ刷りの語源てこれかよ。ゲラの写真はなしです、ごめんなさい。
活版印刷というのは活字を一文字ずつ拾って組んで、それを印刷していたもので、ちょっと前までそれが普通だったんだという知識はありましたが、自分で簡単なものを組んでみて、そして実際に印刷物で使われたものを見ると
組まれた活字
圧倒されました。すごいな活版。
会社用じゃない名刺がほしいなあ、とここのところ思っていたのですが、活版の名刺をお願いしようかな。